よーし、テンション高いから一気に書くぜ
SUMMER SONIC2011感想


無駄に長いので perfume ビレッジ Xだけでも



例の件で色々開催に支障があるのではと思われた今年サマソニ。始まってみれば殆ど例年通りの展開で。フジともロキノンとも被らずで。まさかの2days完売。一昨年のB'z&リンキン以来じゃないかな。ということで人の多い事多い事。明らかにここ数年で一番人多い。誰だよ夏フェスの時代は終わったとか言った奴。


1日目
◆マリン SHARKS
毎年最初のステージは必ずマリンで見るという自分ルールが。ここは何というか単純にわかりやすいロックを当ててくる、あえて言うと餓鬼臭いのですがそれが逆に始まりに相応しい感じがするのです。そして盛り上がるのです。ステージMCの毎回同じ演説聞くと今年も来たなって感じがするのです、あの猛烈に暑い日差しの中でステージを見るのが堪らなく楽しいのです。キツイけどね。今年のOP SHARKS 中々楽しめました。


◆マリン ONE NIGHT ONLY
最近はコカコーラのCMソングでも有名になった人。軽いノリで楽しめます。まだ前半のステージに相応しい感じ。軽く流して楽しめます。無論その間にはマリン恒例、放水も。シャワーというか滝のような水が掛かるのですが、今年はどのくらい水を貯めてたのか知りませんが、熱い! 熱湯が降ってくるんですよ! アリーナから熱い熱いの悲鳴に驚くMC いやあんな熱い放水は初めてでした。


◆マウンテン BoA
マリンからマウンテンに移動。この移動の間にはアートコーナーがあり、色んな展示がされていて祭り気分を沸き立てます。今年気になったのはベンツにマジックで画を書いてた人。最終的にどうなったのか気になる。して、導線をちょっとは外れて抜け道でメッセに向かう。昔の職場なので、この辺のイベント開催時の地理事情は表も裏も全て知ってますw その先の物販で今年のTシャツを購入。すでに殆売り切れ。仕方なくグレーを選択。うーん、デザインはともかくグレーは汗がねえ。してまあ、メッセ。マウンテンステージ。今年からメッセの逆サイになったマウンテン。まあキャパは以前と同じなんですが・・・すでに満杯。あれ。。。まさかこれは・・・ 着替えながらBoAを流す。何曲か知ってる曲もあったけど、正直この時は自分のスペース確保に誠意一杯。


◆マウンテン Perfume
……またか! また規制か!! 物凄い人。一応あの枠で2万キャパらしいんですが、ないないw あの圧縮率であのスペースっで2万程度な訳が無い! 全然ライナーじゃないし、まだ序盤だし、そもそも一応ジャンル的にはアイドル区分だし。。。。なんでこんなに人来るんだよ!! 3年前の悪夢を思い出す。あの時は将棋倒しでとんでもない事態になったからなぁ。なんのかんので暗転前に下手前方を確保。今年は程々前でマッタリ踊るつもりだったんですけど、この人の量だと圧縮で…と思ってはいたのですが、暗転と同時にステージ前まで流される。やっぱそうなったかと。まぁこうなったら仕方ない。一応PTA会員の端くれとして戦うしかないかと。結局全力で突っ込む。いやーやっぱ楽しい。けどキツイ! 息できねえよ! 選曲はほぼ予想通り。PTAコーナーは新しい要素もあったが正直マンネリ感は否めない。もう良いんじゃね?って感じ。ジェニー・チョコディス・ポリの繋ぎも鉄板だけども、まぁいつもこれじゃねえ。一見さんが多いフェスでこの選択が良いのか悪いのか、常連の自分には判断が出来ない。まあ盛り上がりましたけどね。前も思ったがサマソニの客層でperfumeが受けるのはほんと意外。かしゆかの神がポリの頃に戻したのね。個人的にはぱっつんが好き。


◆マリン THE TING TINGS
perfume終わりで呼吸を整えるのに30分要する。いやマジありえねえって。サウナで1時間近く踊る感覚ですよ、30歳にはキツスギルって本当。THE TING TINGSサマソニでは結構おなじみな2組。楽しいんですよ彼らのステージは。でも今年は疲れてて・・・


◆ビーチ VILLAGE PEOPLE
さてこの先、MUTEMATHと迷いました。MUTEMATHは2年前のマリン最前バーで見たんですが、パフォーマンスがとにかく楽しくて夢中になった思い出が。でも結局ビーチへ。YMCMで有名なVILLAGE PEOPLE。また彼らのコンセプトが“ホモ”というかなり異色なミュージシャンということで色々と噂のある彼ら。ネタ半分興味半分で見物に。TING TINGSを早々に切りあげた結果なのかなんなのか、ステージ前をキープ。大丈夫か…。してまあスタート。登場シーンから凝った演出。どうもメンバーひとりひとりにテーマがあるようでそのテーマに沿った内容で登場。一々面白いBGMと共に登場する。映画のWBおロゴ?の時のBGMとか混ざってたり色々。ステージ内容も楽しく、毎回MCがミニコントやミュージカル風になっていて、全編外国語なので殆何してるのかは分からなかったのですが、楽しさは十分に伝わってきた。終始ハイテンションなステージとフロア。そして当然最後はYMCA。フロアはもちろん、モニタPA横のスタッフから裏の人からみんなで踊るYMCA。おいおい盛り上がりが半端ねえ。今年最高に楽しかったステージの1つ。


◆マウンテン SIMPLE PLAN
再度メッセへ。SIMPLE PLANは前日にキャンセル扱いとなっていたのでここで休憩。適当に場所確保して就寝。


◆マウンテン AVRIL LAVIGNE
NEYOの代役AVRIL LAVIGNE。そもそも日本ツアーが例の件でキャンセルになっていてその振替公演前なのにサマソニに登場という、いいのかそれで、という感じなんですが、別にいいです。素直に嬉しいです。結構前の方がキープできたので、たまには見るに専念。演出からみて恐らくワールドツアー的な物の一部を切り取って今回のステージとしてるんじゃないですかね。OPの映像とか中盤のAliceとか。知りませんが。以前に武道館で見たライブよりも楽しかった。でも未だに、若いんですよね。他の超ベテラン勢のライブと比べると何というか、若いんですよ。ま、そこがいいんですが。終わり方だけちょっと拍子抜け。てっきりアンコールあるんだとおもってたんで。


◆マウンテン KOЯN
力尽きたので冒頭だけみて帰宅・・



疲れてる所にビール飲むと一気に書けるな…ということで2日目


◆ソニック OPのアクト ねごと
丁度1年前、板橋の人とGPFで見たねごと。その時もOPアクトだったな。例年の感じだとサマソニのOPアクトは人が殆いない。朝早いからね。ところが今年はステージ到着も人でぎっしり。今年はどうなってるんだ・・・ という事でねごと。うーん、1年前とは随分印象変わりましたね。オドオド感もないししっかりガールズバンドになってました。音もパワフルだし。どっかのアレには見習ってもらいたい。プロはこういうもんですよね。最近CS系の音楽番組でもちょこちょこ見るし、裏の力的にももっと売りたいのでしょうか。正直嫌いじゃないです、彼女たち。そしてねごとと言えばドラムの子。今回もMCでしゃべってました。そしてざわつくフロア。知ってる人は知っているねごとの名物。


◆マウンテン GYPSY & THE CAT
ここからま暫くマウンテンでのダンスタイム。今日は踊る気満々でやってきたのでスニーカに中敷きを2枚追加し、さらに靴下2枚履きで準備万全。長時間の戦いだからね。1つめはGYPSY & THE CAT。いやー中々良かった。なんというかメンバーの雰囲気が良かった。「じぷしーとネコです!」という日本語MCにフロアが和んでいくのがなんとも幸せな空間になっていて、本当にいい雰囲気だった。テンション上って踊りまくる。


◆マウンテン Telephones
ある意味2日目の個人的メイン。今日本のフェスで日本で一番テンション高くフロアを盛り上げるのは彼らではなかろうか。いや、他をあまり知らないんで適当な事は言えませんが。スーパーディスコタイム。よくわからねーけど、とにかくディスコ。困ったらディスコ。曲知らないけどディスコと叫べばそれでOK!というとんでもなく単純明快なバンド。いい意味で馬鹿なので、こういうフェスでは常軌を逸脱する程にもりあがる。今回はマジで踊る気満々だったのであえて少し下がり目をキープ。ここは周りに迷惑がかからないように自分が全力で踊れるようスペースを確保する人達だけが集まる場所。1曲目からラストまで。ノンストップで踊りまくり。型なんでどうでもいい。何をしてもい。見た目悪くてもいい。なんならヲタ芸でもOK。とにかく全力で踊りまくる人だけが集まる場所。いやー・・・・・・・楽しすぎる。


◆マウンテン YELLE 〜 TWO DOOR CINEMA CLUB
電話の後もダンスタイムは続く。YELLE。3年前に楽しかったので去年も見たかったのだが、入場規制で不可。今年は見られました。続けてTWO DOOR CINEMA CLUB、グランツ5のBGMでもおなじみ。彼らも去年みました。去年も楽しかった。この2組は電話もそうですけどフロア中の幸福感が凄い。なんというか余計な小細工が一切なのですよ。特攻なんて何もない。MCのも殆ない。特別な動きがあるわけでもない。ただ自分の音楽をフロアに流すだけ。音楽家として当然の事を全力で純粋に叩きつけて来るんですよ。そんな純粋な音楽に陶酔しきるフロア。あの広大なマウンテンの広場が端から端までみんな夢中で踊り続ける。ノンストップで。いやーもうね、ここで死んでも良いんじゃないかと思える程たのしい。実際ね、知ってる曲なんて3曲しか無かったんですよこの2組で。でも全部楽しめた、もう理屈じゃねえ。わかるかなぁ、このテンションの上がり方。あの場にいた人ならわかってくれるとおもう。
テンションあがり過ぎてクルクル廻ってたら近くの外人数人にビールを渡される。?と思ってたら飲めと、飲んだらこっちに来いと。結局同じように勧誘された人数十人でビールを回し飲みしつつ、輪を組んで踊りまくり飲みまくり(酒は何故かどこからか勝手に調達されてくる)踊りまくり踊りまくり。え、なにこの空間。サマソニすげえ


◆マリン PANIC! AT THE DISCO
ほぼ意識なくマリンに移動。PANIC! AT THE DISCO。去年楽しかったんですが、見る余裕なし。



◆マリン マキシマム ザ ホルモン
本当ならアリーナで突っ込もうと思ってたんですけど、今の体力と、この暑さでマリンと、すでに入場規制寸前の人口密度との事でアリーナは回避。自分の体で行ける行けないの判断を誤るとフェスでは地獄を見ますからね。今回はおとなしくスタンドで観戦。いやー若者すげえww なんであんあ元気あるんだよ。俺なら2曲が限度かなあ。ホルモン単独ならともかく、前後にもキツイライブ抱えながらは無理だなぁ、2年前は突っ込んだけども。しかしまあ相変わらずMCおもしれえ。そして真面目だw ああいう馬鹿ば音楽(褒めてます)やっておきながら馬鹿なMCして、突然真面目な事言われると、なんかこうぐっとくる物があるよね。全てが本気でやってるからこそぐっとくる。適当にやって適当にMCので煽っても、は?って感じだけども、彼らのステージは全力具合が半端じゃないから関心する。ファンの多さ、熱さとかもそれをそのまま感じてるんだなと素直に納得する。上からだけど見られて良かった。そういえばあの麺固こってりのクダリの説明って初めて聞いたわ


◆マリン Xjapan
はい 正直に書きますよ  
今年唯一時間の無駄だったステージ 本当時間の無駄 二度と呼ぶな
Xの出演が決まって一番心配してたのがファンの行動。場所占領とかフェスの空気読まない人が多かれ少なかれいるのではと思ってたんだですけど、少なくとも自分の目にはそういうのは写らなかったです。これは申し訳なかったです。空気読んでないのはX本人たちだった。あのさぁ、信者しか納得出来ないステージ開いてどうするんだよ。ここは単独ライブじゃないんだって。 ピアノ 間 曲 間 MC 間 ピアノ 間 曲 間 … 一々間を開けるなよ冷めるわ!!! MCもモゴモゴ言った後に突然発狂する。何言ってるのか全然わからない!!! 突然バラードを歌い始めて、突然歌うの止めて客を煽る 客??? TOSHI「きこえねーよ 気合いれろよ!!」 客失笑。この繰り返し。・・・しかも何度も。あのさぁ、そういうのは有名な曲でやれよ。知らねえもんは知らねえし、しつこいんだよ。お前らの曲があの超満員のマリンみんな知ってるとか思い上がってるの??? そのくせ特攻やレーザーや、あいも変わらず服を脱いで裸のワンパターン演出。そして一々ヒデヒデ言うの。昨日今日で特攻なんて一切使わないで、音楽だけで盛り上げてきたステージを見続けたオーディエンスに、今更使い古された演出されても本当失笑しかできない。演出で魅了したいのなら同じステージでやったビヨンセくらいの事やってみろよ世界のXさんよ 失笑だけならまだ良かった。終盤はもう失笑どころか呆然の客が大半。盛り上がってるのはアリーナ前方のコアと、スタンドで空気読まずに立ってるXファンだけ。異様な景色ですよアリーナとか、前の一部は凄く盛り上がってるのにその後ろはみんな棒立ち。微動だにしないの。
盛り上がったのは紅の叫ぶ所、特攻でエアバーストが飛んだ時。特攻で銀テープが舞った時。Xジャンプ(大半がギリとネタでやってただけ) いやーお高くとまってる大御所の酷い物を見たわ。去年の永ちゃんの方がはるかによかったね。永ちゃんはちゃんと上手に客を煽ってた。フェスをフェスのノリを理解してた。だからちゃんと盛り上がった。大物なら無条件で盛り上がるとおもってるんだったら大間違いだぜ。叫べば盛り上がると勘違いとか去年のOPの○○○○と一緒。しらけるだけ。何十年もやってるバンドと新人バンドとやってる事同じって恥以外の何物でもないわ。

一応誤解のない様に言っておくと、Xの曲は中学の事からずーっときいてるし、好きです。YOSHIKIのクラシックに対する姿勢も好きだし、ロンドンフィルのCDとかも持ってるし。曲は好きです。でもさぁ、あのライブじゃなぁ。フェスの客は正直ですよ。あの光景をみてX最高とか言ってるんだったら、・・・まぁ